札幌から東京に引っ越してまで転職した理由
先日、新卒で入った会社を退職した。
今回は、札幌に住んでいた僕が、わざわざ東京の会社に転職をした理由。
備忘録のためにブログに残しておきます。
理由は3点です。
1,将来のキャリアの行き詰まり
小売業界で販売員としてキャリア形成を構築するのは非常に厳しい。
通常は、販売員→店長→エリアマネージャー→本社に異動
て感じで、現場での経験を活かして本社に行き、お店の管理を任されたり、商品構成を考えるような企画・なかにはデザイナーになることが多いですよね。
入社する前まで、こういったキャリアプランが多いということが、まったくわかっていなかった僕は、結果さえ残せば本社に行って自分がやりたいことが出来るなんて甘いことを考えていました。
でも、現実は違います。
現場で、安月給で休日も少なく働き続ける毎日。
大学の同級生と気付けば給料の手取りだけで2倍ほど差がついたりします。
昇進したとしても、昇給はそれほど望めません。
この額面で、どうやって自分の子供を育てていくんだろう。
どうやって家族を養うんだろう。もはや、自分ひとり養うことする危なっかしいのに・・・。
つか奨学金の返済とか考えると結婚とか出来るのか。
っと絶望的な気持ちになるわけです。
よっぽど好きであれば乗り切れるのかもしれませんが、僕には無理でした。
まず自分がしっかり食っていける環境をつくること。
それから好きなことをやればいい。
また、僕は30代までに何か一から自分と仲間たちでサービスを企画して、世の中に送り出したいと思っています。
そういったことも、実現できるようなスキルが学べるのか。また、実際にそんなことが出来るのか。そもそも今のこの業界で。
答えはNOでした。
2,若いうちに東京に住んでおかないと遅れてしまう
これは、地方都市(福岡、札幌)でも人口が多いところに住んでいた僕が痛烈に感じたこと。
例えば、ブルーボトルコーヒーがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってなっても、福岡とか札幌に一号店なんて出さないわけですよ。
だいたいの注目されているようなお店・サービスは東京からスタートです。
そんな流行の最先端に常に触れていたいと思ったし、会ってみたい人や講習とかってやっぱり東京でやってるんですよ。
これだけ、チャンスがある場所に若い時代の一番学べる期間を過ごせていないのは本当にもったいないし、失うものが多すぎる。
だから僕はくそ寒い札幌を抜け出して、札幌に行く決心をしました。
3,尊敬できる人の側で働きたかった。
言い方が悪いですが、心底尊敬して働ける人が周りにいませんでした。
こんな30歳になりたい!こんな仕事ができるようになりたい!
本当に心底思える人が前の会社に入社するまではいましたが、僕が入ってからぞくぞくと退社されていきました。
これは本当につらい。
自分がこういう人間になりたいと思える人の側で本気で仕事をしたい。
そう心底思っていた時に、現在の内定先と出会いました。
面談を通して、社員の人たちの優秀さがひしひしと伝わってきましたし、事業内容も非常に興味をそそられました。そして、何よりも一緒に話していて本当に楽しかった。
前の会社に入社してから感じたことがない感覚でした。
これまで、心の底から笑ったり、ぶっちゃけて話すことってほとんだありませんでした。いつも気を遣ってしまい自分を出せずにいて本当につらい思いをしていたことも多かった。
でも、新しい会社の皆さんは素の自分を受け入れてくださる度量を見せてくれました。
「こういう人たちと一緒に仕事がしたい!」
そう思えたのは非常に幸せなことだし、幸運なことだと思います。
以上の理由から、僕は東京にのこのこやってきたのです。
これから、つらいことも多いし壁にぶつかることも多いと思いますが、必死に乗り越えて東京生活を満喫してやります。
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