【書籍レビュー】「心を整える。」 著:長谷部 誠
「心を整える。」
このタイトルに違和感を持った人も多いかもしれません。
僕自身4年前にこの本を手にとって、違和感バリバリでした。
違和感に思う理由は、心=精神力って「鍛える」とか「強くする」という言葉のイメージがあとに続くからだからではないでしょうか。
そういう「当たり前」だと思っていたことを、この本を読んでいい意味でひっくり返してくれました。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)
- 作者: 長谷部誠
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 文庫
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在職中、自分の心の弱さを痛感することが多かった。
体のメンテナンスも重要だけど、メンタルのメンテンナンスも重要だと思っていたので、関連書籍系を読んでみようと思い、本書を手に取りました。
読み終わった感想は、昔読んだときとは違い、今になって読むと長谷部選手の言葉がずんずん伝わってくるということでしょうか。
精神的にかなりつらい思いをしてきた僕にはとーっても印象的な言葉があり、すぐに実践できる内容ばかり。
今回は特に印象的に残っている言葉を紹介したいと思います。
一日の最後に必ず30分間。心を沈める時間を作りたかったのだ。
この習慣はすぐに今日の夜から実践します。
いつも寝る前に無駄にダラダラとYOUTUBEを見たり、お菓子をバリバリ食べたり無為な時間を過ごしてしまっていました。そして、気づけば夜更かして、ブルーライトのせいで目が冴えた状態になり快眠できず、寝不足の状態で仕事に行っていました。
もちろんベストなパフォーマンスを出せるはずがない。
結果的に最悪の習慣を作り上げてしまっていました。
特にミスをしてしまったり、上手く行かなくなって心がざわついているに、上記のような行動を取っている。
常に100%の状態で仕事をするためにも、ざわついた心を整えて、次の日をベストなパフォーマンスで望めるように「準備」をします。
ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」 ということわざがある。日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に起立や秩序をもたらす。だから整理整頓は人生の半分と言えるくらい大切なんだ、という意味だ。
これ大賛成です。
僕が今までで一番精神的に追い込まれている時は、整理整頓が全くできず、ドアノブにパンツかけたりしてましたからね。
それ見た彼女がマジでびっくりして、こいつ精神的に追い込まれてるって思ったそうです。
それぐらい心が乱れてるときって整理整頓が出来てない。
でもそういうときだからこそ、整理整頓が必要なんですよね。
んで、整理整頓って僕が思うにモノが多すぎるとめんどくさくなってしまうんですよね。どうしても、モノが多いとそれだけ時間がかかってしまって、するのが億劫になってしまう。
じゃあどうすれば継続的に整理整頓が出来るのかな−って考えると、まずモノ自体を減らしてしまって、整理整頓にかける時間を出来るだけ少なくすればいいと考えました。
ちょうど引越したばかりだしこれ機会にいらないものは捨ててしまって、いつでも綺麗な部屋を維持できるようにしておきたいと思います。
他にも魅力的なワードがたくさんあるんですけど、今回はこれまでにしておきます。
メンタル的な弱さを感じることが多い人には本書はオススメです。