にわ仮面のブログ

「人・本・旅」から学び、アウトプットする場としてこのブログを使っています。

終わり悪ければ全て悪い

昨日、北海道から久しぶりに大阪の実家に帰省いたしました。

明後日には東京に引越しますので、束の間の休日です。

さて、そんな束の間の休日を有意義に過ごすために久しぶりに一人旅に出ました。
今回の一人旅の行き先に選んだ場所は、兵庫県赤穂市です。

赤穂市と言えば赤穂浪士で有名ですよね。

 

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別に赤穂浪士のファンでも何でもなく大学生の頃に泊まった赤穂温泉にある宿泊施設に行きたかったからです。
そこの宿泊施設の温泉には、瀬戸内海を見渡せる素晴らしい眺望の露天風呂があります。その眺望がものすごくよく今でもすごく印象に残っていて、また行きたいと思って本日の行き先に選んだわけです。

そんな思い出の場所へ実家から電車とバスを乗り継ぎ、片道3時間ぐらいかけて赤穂市へ(笑)
赤穂温泉には、5年ぶりぐらいに来ましたが、前泊まった旅館は今でもやっており、今回は日帰り温泉で利用しました。
ちなみにこの旅館は、宿泊施設とお風呂が別になっています。
宿泊施設で受付をし、そこから歩いて1分ぐらいの場所にお目当ての露天風呂というような施設です。


受付の方は非常に対応も親切で、日帰り温泉の案内について電話で伺ったことを(日帰り温泉のことについて気になる点を前日電話で問い合わせていました)覚えてくださっていました。
大阪からわざわざ来てくださったので、今日は男性は岩風呂の方だったのですが、露天風呂に変更しますと素晴らしい気遣いをしてくれました。
いやーほんとにこのホスピタリティ精神には感動いたしました。

 

さて、話を戻して温泉に行ってみると平日ということもあってか、ほぼ貸し切り状態。
ずーっと一人でお風呂に入ることが出来、とーってもリラックスした時間を過ごせました。
たぶん1時間30分はお風呂に入ってたんじゃないかな。
ちなみに露天風呂は岬の先端に有るので、瀬戸内海を見渡せていろんな島を見ることが出来ます。
僕はこの景観が大好きです。

 

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お風呂からあがり、リラックスした状態で旅館に戻ってみると、ロビーにあるバーの辺りから人の声が。
この宿泊施設に来てから一度も人と会っていなかったので、やっぱり宿泊客がいるんだなーって思ってたら、なんと従業員の方2人がソファーに寝そべりながらスマホをいじり、1人はバーの椅子に腰掛けながら3人で仲良くお話をしていました(笑)

衝撃的な光景を目の当たりにして言葉を失ってしまいました。
まじで、どんな神経してるんだろって。
しかも、かなり近づいていってもなかなか気づかない。。。


しかたなく、俺が借りてたバスタオルどうすればいいか質問したら、3人とも「ハッと」した顔をして、こちらを見たと思うと中のひとりが「すみません。くつろいでます。」と話しかけてきて、さらにびっくりしました(笑)
まじで、宿泊施設として大丈夫かと心配になります。

 

さっきまで、親切な受付の方が良い接客をしてくれ、露天風呂も最高によかったのに、この対応をされた瞬間に全てがぶち壊された気になりました。
僕としては、非日常的な空間でゆっくりとくつろぎたいから、わざわざ往復6時間ぐらいかけて大阪から来ているのに、全てぶち壊しです。
どれだけ、それまで素晴らしいサービスを提供していても、最後の最後で気を抜いてしまうとそれが台無しになってしまう。
こういうことされると他の人にもすすめることが出来ません。

自分がこれから仕事をする上で最後まで気を抜いてはいけないと考えさせられました。
その一瞬の気の緩みが全てを台無しにしてしまう可能性があることを肝に命じておきます。

終わりよければ全て良しといいますが、終わり悪ければ全て悪くなってしまうのですね。