にわ仮面のブログ

「人・本・旅」から学び、アウトプットする場としてこのブログを使っています。

親父がポケモンマスターになろうとしていた話

 

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昨日、4ヶ月ぶりに大阪の実家に帰ってきた。
新しい職場で働くまでのインターバル期間を利用しての帰省となり、久しぶりにのんびり家族と話ができ、楽しい時間を送っています。

少し時間をあけて帰省してみると、ぎゃーぎゃうるさかった妹は就職して家を出ていったためか、前より静かなお家に変貌していました。
気づけば家族構成も、親父、おかん、犬二匹(キャバリアとチワワ)、海水魚3匹となっており、なぜか人間よりも動物・魚の方が多い状態に。

今では、人の会話よりも犬の鳴き声や海水魚の水槽を回すためのモーターの音の方がよく聞こえるそんな実家に変わっており、4ヶ月という時間の流れを感じずにはいられません。

 

さて、今回そんな実家に帰省して親父と久しぶりに仕事の話から仕事の話までいろいろと会話をしていて、急に親父が話しだしたポケモンGOの話題がめちゃくちゃおもしろかったので、ブログにあげておきます。

(ちなみに別に上の写真は僕の親父ではありません。
あくまでイメージです。)

 

なにがおもしろいって、

親父がポケモンマスターになってた

ことですよ。
現在レベルは27、ポケモンのコレクションは207匹だそうです。
今の段階で日本で捕まえられるポケモンの数は234匹なので、かなりコレクション出来てきていることがよくわかると思います。

pokemongo.gamewith.jp

 

そして、めちゃくちゃ驚いたことコレクションしているポケモンのほとんどを近所で捕まえたらしいのです。どんだけ家の周りうろちょろしてるんだよって話ですよね。

もう還暦を終え、そろそろリタイア生活も目の前に迫ってきているIT音痴の親父が、まさかポケモンGOにこんなにドハマリしているとは全く知らず、非常に驚きました。
何より、そこらへんをうろちょろしてポケモンGOをやっている親父を想像しているとちょっと笑ってしまう。

まぁそんな感じで、親父がポケモンマスターになろうとしていたわですが、僕なりにポケモンGOをやることによって得られる3つのメリットを親父と話していて感じたので、記しておきます。

 

1,何よりも運動にいい

親父は今ベトベターを育てていました。なんでこんなやつ育ててるんやと聞くと、ベトベトンにするためにはこいつと一緒にあるかないといけないからだそうです。
ちなみにその進化するために一緒に歩かないといけない距離は50kmぐらいありました。(笑)

こうやってポケモンを進化させるためだけでなく、集めるためにそこらへんをウロウロするってことはそれだけ運動することになるので、健康的なメリットは非常に大きいと感じます。
何より、なかなかキッカケがないと外に出ていなかったことが多かった親父みたいな人には本当に素晴らしいゲームだと痛感しました。
ただ、そこらへんをスマホ見ながらウロウロしているおっさんがいるなーって周りから見られる心配はあるかもしれませんね。

ありがとうポケモンGO・・・

 

2,若い世代とコミュニケーションを取れるツールになる

これは、僕と親父を例に上げるとわかりやすい。
親父は還暦を超え、僕は25歳。かなりの歳の差があります。
こうなってくると共通の話題が仕事と結婚するかとか犬の話しかなくなってきてしまったりするわけです。

が、僕もポケモンGOをやっていた時期があるので、親父がどれだけポケモンGOに熱を入れているかよくわかるし、今コレクションしているポケモンの数がどれだけすごいかわかるわけです。これだけで話が盛り上がる。

親父が、「ポケモンを207匹集めるなんて全然すごくないわ。」って言い放った時、今まで見たことないくらい親父の威厳を感じた次第ですよ。
親父すげえよ。
そして、それは会社の中でも若い人と話をするきっかけになったりしているわけです。

 

3,ボケ防止によい

最後に仕事以外であまり刺激がなくなってきている親父にとっては、ゲームをすることで、ポケモンを進化させるためにどうすれば良いのか、進化させるアイテムを見つけるためにどうすればいいのか、いろんなことを考えてゲームをさせられているわけです。

これは、脳トレみたいな感じで親父にとってはボケ防止になっているんだなと強く感じました。

 

とまぁまさかポケモンGOがこれほど親父の変化を与えているとはつゆ知らず、小さい子が熱心にやっているゲームぐらいにしか考えていなかった自分の浅はかさを感じずに入られません。

ポケモンGOは、案外若年層がプレイするよりも高齢世代の方がマーケットとしては大きいのかもしれませんね。

 

以上、親父がポケモンマスターになろうとしていた話でした。