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にわ仮面のブログ

「人・本・旅」から学び、アウトプットする場としてこのブログを使っています。

新卒で入った会社を退職しました。

自分が何をやりたいか真剣に考えた結果選んだ小売業界の会社を先日退職しました。


今でも会社が進もうとしているビジョンは素晴らしいし、社員の人も魅力的でした。
そして、これからやろうとしている事業も興味は持っています。
これからも成長を続けて、社会の注目を集めていく会社であろうことは間違いないと思いますが、僕にはどうしても合わなかった。

なんで僕にはどうしても合わなかったのか。
真剣に考えてみたので、備忘録としてつけておきたいと思います。

 

僕が考える一番の問題は何だったかというと、

「お買い物がそんなに好きじゃないのに小売業の会社に入社した。」

から。

この一点に尽きます。
なんでそんなことわかっていなかったの?って話ですよね。
でも当時の僕はまるで周りが見えていませんでした。
その会社に心底惚れ込んでおり、周りの人の意見も真剣に聞くことが出来ていなかった。
まさに恋は盲目的な状態ですよね。
自分を客観的に見ることって本当に難しいと痛感させられます。

正直、僕は物欲があまりありません。
これは、昔からずーっと一貫しています。

中学生ぐらいの頃は、お金を少しでも貯めて洋服を買ったりしていましたが、それはおしゃれな仲の良い友達がいるから、彼に影響されて買っていただけ。
本心から自分が欲しいと思って買っていたのではなかった。
実際、一時期は洋服にお金をかけようと思っていましたが、高校生ぐらいのときには「洋服にお金かけるのあほらしい」と思うようになっていました。
そして、ひたすら稼いだお金は書籍代と旅行代、彼女に貢ぐ(笑)ことに消えていったのでした。
また、休みの日にショッピングに行ったりすることはありません。平日に駅の商業施設で買い物をすることなんて入社するまでほとんどありませんでした。

そんな僕が販売員として店舗で働くようになったのだからそれは合わなかったわけです。
最初は、お客様がどういった気持ちで入店しているのか。どんなサービスを求めているのか。全くわかっていませんでした。そしてなりよりも、販売の仕事が具体的にどういったものなのか。その先のキャリアはどうなっているのか。実際に身につくスキルはどんなものがあるのか。福利厚生はどうなっているのか。真剣に見えていませんでした。

結局、キラキラと煌くビジョンに魅せられて、現実的なところを僕は見落としていたのです。入社して、競合企業の販売員さん、そしてそのあとのキャリアを見ていると、どういった方向に僕が進んでいくのかだんだんとわかってきて、絶望的な気分になりました。
長時間労働、低賃金、不規則な休日形態、業界がシュリンクしている現状、旧態依然とした考え・・・。。

どれをとってみても、「10年後もこの業界で頑張ってこういう人材になるんだ!」と思えるようなものではありませんでした。
何より、僕の上司を見ていて本当に芯から尊敬できるような人はいませんでした。


入社する前からアルバイトとして働かせてもらっていたけど、その時から本当に合わないなって思っていたので、あのときの感覚は正しかったんだと今更思います。
ただ、その時の合わないという感覚を封印してお買い物を好きになろうと努力はしました。
商業施設に行ってみたり、休日は雑貨屋さん巡りをしたり、ファッション誌を読んでみたり。
ただ、どれを試してみても楽しいと感じることはほぼありません。
こればっかりはもうどうしようもない溝があると感じずにはいられませんでした。

そうやって、自分にはこの業界はこれから働くのは無理だと感じると同時に、自分の強みも見えてきました。今では、その強みを活かせそうな企業から内定をもらい、来週から働かせてもらうことになっています。

この経験から僕は、3年間は働こうと盲目的に考えるのではなく、自分に埋められない溝を感じたならば辞めて、新しい環境で一からチャレンジした方がいい。と思いました。
まだ、若いうちなら一からやり直しがきくんだし、今は超売り手市場です。
実際僕は転職して年収が25%はアップして、土日祝日の休みを勝ち取りました。
でも今まで苦しい思いをして働いて学んできたことは決して忘れずに、次の会社でも活かさないと無駄になってしまうので、その点は注意したいです。