にわ仮面のブログ

「人・本・旅」から学び、アウトプットする場としてこのブログを使っています。

札幌から東京に引っ越してまで転職した理由

先日、新卒で入った会社を退職した。

 

bek0397.hatenadiary.com

 

 

今回は、札幌に住んでいた僕が、わざわざ東京の会社に転職をした理由。
備忘録のためにブログに残しておきます。

理由は3点です。

 

 

1,将来のキャリアの行き詰まり

小売業界で販売員としてキャリア形成を構築するのは非常に厳しい。
通常は、販売員→店長→エリアマネージャー→本社に異動

て感じで、現場での経験を活かして本社に行き、お店の管理を任されたり、商品構成を考えるような企画・なかにはデザイナーになることが多いですよね。
入社する前まで、こういったキャリアプランが多いということが、まったくわかっていなかった僕は、結果さえ残せば本社に行って自分がやりたいことが出来るなんて甘いことを考えていました。
でも、現実は違います。

現場で、安月給で休日も少なく働き続ける毎日。

大学の同級生と気付けば給料の手取りだけで2倍ほど差がついたりします。

昇進したとしても、昇給はそれほど望めません。
この額面で、どうやって自分の子供を育てていくんだろう。
どうやって家族を養うんだろう。もはや、自分ひとり養うことする危なっかしいのに・・・。
つか奨学金の返済とか考えると結婚とか出来るのか。

っと絶望的な気持ちになるわけです。
よっぽど好きであれば乗り切れるのかもしれませんが、僕には無理でした。

まず自分がしっかり食っていける環境をつくること。
それから好きなことをやればいい。

また、僕は30代までに何か一から自分と仲間たちでサービスを企画して、世の中に送り出したいと思っています。

そういったことも、実現できるようなスキルが学べるのか。また、実際にそんなことが出来るのか。そもそも今のこの業界で。

答えはNOでした。

 

2,若いうちに東京に住んでおかないと遅れてしまう

これは、地方都市(福岡、札幌)でも人口が多いところに住んでいた僕が痛烈に感じたこと。

例えば、ブルーボトルコーヒーがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってなっても、福岡とか札幌に一号店なんて出さないわけですよ。

だいたいの注目されているようなお店・サービスは東京からスタートです。

そんな流行の最先端に常に触れていたいと思ったし、会ってみたい人や講習とかってやっぱり東京でやってるんですよ。

これだけ、チャンスがある場所に若い時代の一番学べる期間を過ごせていないのは本当にもったいないし、失うものが多すぎる。

だから僕はくそ寒い札幌を抜け出して、札幌に行く決心をしました。

 

3,尊敬できる人の側で働きたかった。

 

言い方が悪いですが、心底尊敬して働ける人が周りにいませんでした。
こんな30歳になりたい!こんな仕事ができるようになりたい!

本当に心底思える人が前の会社に入社するまではいましたが、僕が入ってからぞくぞくと退社されていきました。

これは本当につらい。

自分がこういう人間になりたいと思える人の側で本気で仕事をしたい。

そう心底思っていた時に、現在の内定先と出会いました。

面談を通して、社員の人たちの優秀さがひしひしと伝わってきましたし、事業内容も非常に興味をそそられました。そして、何よりも一緒に話していて本当に楽しかった。

前の会社に入社してから感じたことがない感覚でした。

これまで、心の底から笑ったり、ぶっちゃけて話すことってほとんだありませんでした。いつも気を遣ってしまい自分を出せずにいて本当につらい思いをしていたことも多かった。
でも、新しい会社の皆さんは素の自分を受け入れてくださる度量を見せてくれました。

「こういう人たちと一緒に仕事がしたい!」

そう思えたのは非常に幸せなことだし、幸運なことだと思います。

 

 

以上の理由から、僕は東京にのこのこやってきたのです。

これから、つらいことも多いし壁にぶつかることも多いと思いますが、必死に乗り越えて東京生活を満喫してやります。

 

 

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今までで一番後悔していること

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僕は、7歳の頃から中学生3年生の15歳までテニスをしていました。
中学受験のため一時期テニスのスクールに通うのを中断していましたが、晴れて第一志望の私立中学校に入学し、テニス部に所属していました。
中学生1年生の頃は、7歳からテニスを初めていたこともあり、周りより高いレベルでプレイすることが出来ました。
確か最初に22人いるチームメンバーの中でランキング戦をやった時に2位だったと思います。

そこから練習を頑張った結果、半年するとランキングを一位に上げることが出来、レギュラーとして定着していました。
また、一つ上の学年のランキング戦にも混ぜて試合をさせてもらえ、周りからも一目置いてもらえました。
実力もそれなりにあって練習を頑張っていたこともあって、副部長まで任せてもらえ、まさに順風満帆なクラブ生活。

しかし、2年生になるとどういった経緯なのかチームメンバーと上手く付き合っていくことが出来ず、クラブ活動に参加しなくなっていました。
まぁ簡単ないじめみたいなのをメンバーから受けてしまって、それが本当に嫌で行かなくなってしまったんですけどね。
そして、クラブ活動に参加しなくなって出来た暇な時間で、ネットゲームを始め(hangameだと思う)、アフィリエイトサイトを作ったりして遊んでいました。

ただ今考えると本当に本当に情けない話です。
副部長として部員の模範としてクラブ活動にかかわらないと行けない僕がなぜクラブ活動にも行かずに、遊び呆けていたのか。
今でもこの頃の自分の弱さが悔しくて涙することがあります。
周りの人達の期待を背負っていたのにそれを無視していた自分が情けない。
たった一言、「もう辞めろ!」ってメンバーに伝えていればそれで終わったかもしれないのに。もしくは、顧問の先生や他の友だちに相談していれば・・・。

一時的な嫌なことがキッカケで大好きだったテニスそのものも嫌になっていました。

当たり前ですが、全然練習に参加していなかったことで、チームメイトからの信頼はなくなり、いつしかチームの和を乱す存在となっていました。
ただ、実力はあったのでレギュラーとしては相変わらず試合に出ていたりしてかなり周りから疎まれていました。


そして、3年生の最後の引退試合
僕ははじめてレギュラーとして出場することも出来ませんでした。
かなりショックだったのを覚えています。
でも、ショックなんて受けなくても当たり前ですよね。
いくら実力があっても、僕みたいなやつをレギュラーにするとメンバーから不満が噴出してしまいます。
チームメンバーのことを考えると妥当な決断です。
今だからわかりますが、顧問の先生につらい決断をさせてしまって本当に申し訳ないなと感じています。

 
二度とこんな情けない思いをしたくない。


今まで僕が一番後悔していること。
それは、「テニスをやめてしまったこと」。

一時な嫌なことで周りと相談もせずに、大好きだったテニスそのものまで辞めてしまった。

 

もしかしたらこの記事を読んでいる方の中で、いま一時的につらい状況に陥っていて自信をなくしている状態の人もいるかもしれません。
でも、やるだけやらずに「ぽいっ」て辞めてしまうことは簡単ですが、後でめちゃくちゃ後悔します。
あの時、ああしとけば。もっとこうしたらできたんじゃないか。
だから、やるだけやってみて、だめだったら辞めてもいい。

けど、あがきもせずにやめてしまうとあとで後悔しますよ。
とにかく、今出来ることを全力でまずはやってみよう。

出来るだけ、死ぬ直前に「良い人生だった」って思えるような感じでいたいじゃないですか。
そのためにも、後悔する種は一つでも未然につぶしたほうがいいと考えています。
以上、僕が今までで一番後悔していること。でした。

 

この経験から何を学び、どう改善したのか。
またブログで紹介できればと思います。

【書籍レビュー】「心を整える。」 著:長谷部 誠

心を整える。

このタイトルに違和感を持った人も多いかもしれません。
僕自身4年前にこの本を手にとって、違和感バリバリでした。

違和感に思う理由は、心=精神力って「鍛える」とか「強くする」という言葉のイメージがあとに続くからだからではないでしょうか。

そういう「当たり前」だと思っていたことを、この本を読んでいい意味でひっくり返してくれました。

 

 

在職中、自分の心の弱さを痛感することが多かった。
体のメンテナンスも重要だけど、メンタルのメンテンナンスも重要だと思っていたので、関連書籍系を読んでみようと思い、本書を手に取りました。

読み終わった感想は、昔読んだときとは違い、今になって読むと長谷部選手の言葉がずんずん伝わってくるということでしょうか。
精神的にかなりつらい思いをしてきた僕にはとーっても印象的な言葉があり、すぐに実践できる内容ばかり。
今回は特に印象的に残っている言葉を紹介したいと思います。

 

一日の最後に必ず30分間。心を沈める時間を作りたかったのだ。 

 

この習慣はすぐに今日の夜から実践します。
いつも寝る前に無駄にダラダラとYOUTUBEを見たり、お菓子をバリバリ食べたり無為な時間を過ごしてしまっていました。そして、気づけば夜更かして、ブルーライトのせいで目が冴えた状態になり快眠できず、寝不足の状態で仕事に行っていました。
もちろんベストなパフォーマンスを出せるはずがない。
結果的に最悪の習慣を作り上げてしまっていました。

特にミスをしてしまったり、上手く行かなくなって心がざわついているに、上記のような行動を取っている。
常に100%の状態で仕事をするためにも、ざわついた心を整えて、次の日をベストなパフォーマンスで望めるように「準備」をします。 

 

ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」 ということわざがある。日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に起立や秩序をもたらす。だから整理整頓は人生の半分と言えるくらい大切なんだ、という意味だ。

これ大賛成です。
僕が今までで一番精神的に追い込まれている時は、整理整頓が全くできず、ドアノブにパンツかけたりしてましたからね。
それ見た彼女がマジでびっくりして、こいつ精神的に追い込まれてるって思ったそうです。

それぐらい心が乱れてるときって整理整頓が出来てない。
でもそういうときだからこそ、整理整頓が必要なんですよね。
んで、整理整頓って僕が思うにモノが多すぎるとめんどくさくなってしまうんですよね。どうしても、モノが多いとそれだけ時間がかかってしまって、するのが億劫になってしまう。
じゃあどうすれば継続的に整理整頓が出来るのかな−って考えると、まずモノ自体を減らしてしまって、整理整頓にかける時間を出来るだけ少なくすればいいと考えました。
ちょうど引越したばかりだしこれ機会にいらないものは捨ててしまって、いつでも綺麗な部屋を維持できるようにしておきたいと思います。

 

 

他にも魅力的なワードがたくさんあるんですけど、今回はこれまでにしておきます。
メンタル的な弱さを感じることが多い人には本書はオススメです。

一生懸命にやること

転職を控え、これから営業マンとして働く僕に母が一言。

「ただただ一生懸命にやるんやで。自分で決めたんやから責任を持って、やりなさい。」

一生懸命にやると何か見えてくる。
ある程度の仕事ができるようになるためにはそれぐらいの時間がかかるのは仕方がない。


「ただ、一生懸命にやる。」

これは肝に命じておかなければいけないことです。
一生懸命にやらないから、後になってあの時頑張っておけばよかったとか思うわけです。
では、僕は前職で一生懸命に仕事をしていなかったのかというと、一生懸命していました。ただそれは「あの時の僕は」ってところが必要かもしれませんね。

ただ、僕の中ではあの時は一生懸命やっていただけでそれに見合った結果が全く着いてこなかった。どれだけ頑張ってやっても結果が見えてこないことほどつらいことはありません。
労働時間がなくても、休みが少なくても、それは耐えられます。
ただ、自分が頑張った分だけ成果が見えないことほどつらいことはありません。
人によってつらいと思う箇所はは違うかもしれませんが、僕にとって頑張っても成果が出ないことはとんでもなくつらいことなんです。

成果が出ないから、周りから信用されない。信用されないから、どこか疎外感を感じてしまう。疎外感を感じると、自分の居場所がないと感じる。こうなると本当にやばいループに入っていきます。精神的にかなり疲弊して健康に問題が出るようになりますよね。

 

「一生懸命にやる。」
ただ、一生懸命に継続してやるためには、ずーっと精神を張り詰めた状態でいるのはよくないですよね。
息抜きも重要。ほどよく気を抜く。


息抜きだけしている状況はさけないといけないですけどね。(笑)

終わり悪ければ全て悪い

昨日、北海道から久しぶりに大阪の実家に帰省いたしました。

明後日には東京に引越しますので、束の間の休日です。

さて、そんな束の間の休日を有意義に過ごすために久しぶりに一人旅に出ました。
今回の一人旅の行き先に選んだ場所は、兵庫県赤穂市です。

赤穂市と言えば赤穂浪士で有名ですよね。

 

www.jpreki.com

 


別に赤穂浪士のファンでも何でもなく大学生の頃に泊まった赤穂温泉にある宿泊施設に行きたかったからです。
そこの宿泊施設の温泉には、瀬戸内海を見渡せる素晴らしい眺望の露天風呂があります。その眺望がものすごくよく今でもすごく印象に残っていて、また行きたいと思って本日の行き先に選んだわけです。

そんな思い出の場所へ実家から電車とバスを乗り継ぎ、片道3時間ぐらいかけて赤穂市へ(笑)
赤穂温泉には、5年ぶりぐらいに来ましたが、前泊まった旅館は今でもやっており、今回は日帰り温泉で利用しました。
ちなみにこの旅館は、宿泊施設とお風呂が別になっています。
宿泊施設で受付をし、そこから歩いて1分ぐらいの場所にお目当ての露天風呂というような施設です。


受付の方は非常に対応も親切で、日帰り温泉の案内について電話で伺ったことを(日帰り温泉のことについて気になる点を前日電話で問い合わせていました)覚えてくださっていました。
大阪からわざわざ来てくださったので、今日は男性は岩風呂の方だったのですが、露天風呂に変更しますと素晴らしい気遣いをしてくれました。
いやーほんとにこのホスピタリティ精神には感動いたしました。

 

さて、話を戻して温泉に行ってみると平日ということもあってか、ほぼ貸し切り状態。
ずーっと一人でお風呂に入ることが出来、とーってもリラックスした時間を過ごせました。
たぶん1時間30分はお風呂に入ってたんじゃないかな。
ちなみに露天風呂は岬の先端に有るので、瀬戸内海を見渡せていろんな島を見ることが出来ます。
僕はこの景観が大好きです。

 

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お風呂からあがり、リラックスした状態で旅館に戻ってみると、ロビーにあるバーの辺りから人の声が。
この宿泊施設に来てから一度も人と会っていなかったので、やっぱり宿泊客がいるんだなーって思ってたら、なんと従業員の方2人がソファーに寝そべりながらスマホをいじり、1人はバーの椅子に腰掛けながら3人で仲良くお話をしていました(笑)

衝撃的な光景を目の当たりにして言葉を失ってしまいました。
まじで、どんな神経してるんだろって。
しかも、かなり近づいていってもなかなか気づかない。。。


しかたなく、俺が借りてたバスタオルどうすればいいか質問したら、3人とも「ハッと」した顔をして、こちらを見たと思うと中のひとりが「すみません。くつろいでます。」と話しかけてきて、さらにびっくりしました(笑)
まじで、宿泊施設として大丈夫かと心配になります。

 

さっきまで、親切な受付の方が良い接客をしてくれ、露天風呂も最高によかったのに、この対応をされた瞬間に全てがぶち壊された気になりました。
僕としては、非日常的な空間でゆっくりとくつろぎたいから、わざわざ往復6時間ぐらいかけて大阪から来ているのに、全てぶち壊しです。
どれだけ、それまで素晴らしいサービスを提供していても、最後の最後で気を抜いてしまうとそれが台無しになってしまう。
こういうことされると他の人にもすすめることが出来ません。

自分がこれから仕事をする上で最後まで気を抜いてはいけないと考えさせられました。
その一瞬の気の緩みが全てを台無しにしてしまう可能性があることを肝に命じておきます。

終わりよければ全て良しといいますが、終わり悪ければ全て悪くなってしまうのですね。

親父がポケモンマスターになろうとしていた話

 

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昨日、4ヶ月ぶりに大阪の実家に帰ってきた。
新しい職場で働くまでのインターバル期間を利用しての帰省となり、久しぶりにのんびり家族と話ができ、楽しい時間を送っています。

少し時間をあけて帰省してみると、ぎゃーぎゃうるさかった妹は就職して家を出ていったためか、前より静かなお家に変貌していました。
気づけば家族構成も、親父、おかん、犬二匹(キャバリアとチワワ)、海水魚3匹となっており、なぜか人間よりも動物・魚の方が多い状態に。

今では、人の会話よりも犬の鳴き声や海水魚の水槽を回すためのモーターの音の方がよく聞こえるそんな実家に変わっており、4ヶ月という時間の流れを感じずにはいられません。

 

さて、今回そんな実家に帰省して親父と久しぶりに仕事の話から仕事の話までいろいろと会話をしていて、急に親父が話しだしたポケモンGOの話題がめちゃくちゃおもしろかったので、ブログにあげておきます。

(ちなみに別に上の写真は僕の親父ではありません。
あくまでイメージです。)

 

なにがおもしろいって、

親父がポケモンマスターになってた

ことですよ。
現在レベルは27、ポケモンのコレクションは207匹だそうです。
今の段階で日本で捕まえられるポケモンの数は234匹なので、かなりコレクション出来てきていることがよくわかると思います。

pokemongo.gamewith.jp

 

そして、めちゃくちゃ驚いたことコレクションしているポケモンのほとんどを近所で捕まえたらしいのです。どんだけ家の周りうろちょろしてるんだよって話ですよね。

もう還暦を終え、そろそろリタイア生活も目の前に迫ってきているIT音痴の親父が、まさかポケモンGOにこんなにドハマリしているとは全く知らず、非常に驚きました。
何より、そこらへんをうろちょろしてポケモンGOをやっている親父を想像しているとちょっと笑ってしまう。

まぁそんな感じで、親父がポケモンマスターになろうとしていたわですが、僕なりにポケモンGOをやることによって得られる3つのメリットを親父と話していて感じたので、記しておきます。

 

1,何よりも運動にいい

親父は今ベトベターを育てていました。なんでこんなやつ育ててるんやと聞くと、ベトベトンにするためにはこいつと一緒にあるかないといけないからだそうです。
ちなみにその進化するために一緒に歩かないといけない距離は50kmぐらいありました。(笑)

こうやってポケモンを進化させるためだけでなく、集めるためにそこらへんをウロウロするってことはそれだけ運動することになるので、健康的なメリットは非常に大きいと感じます。
何より、なかなかキッカケがないと外に出ていなかったことが多かった親父みたいな人には本当に素晴らしいゲームだと痛感しました。
ただ、そこらへんをスマホ見ながらウロウロしているおっさんがいるなーって周りから見られる心配はあるかもしれませんね。

ありがとうポケモンGO・・・

 

2,若い世代とコミュニケーションを取れるツールになる

これは、僕と親父を例に上げるとわかりやすい。
親父は還暦を超え、僕は25歳。かなりの歳の差があります。
こうなってくると共通の話題が仕事と結婚するかとか犬の話しかなくなってきてしまったりするわけです。

が、僕もポケモンGOをやっていた時期があるので、親父がどれだけポケモンGOに熱を入れているかよくわかるし、今コレクションしているポケモンの数がどれだけすごいかわかるわけです。これだけで話が盛り上がる。

親父が、「ポケモンを207匹集めるなんて全然すごくないわ。」って言い放った時、今まで見たことないくらい親父の威厳を感じた次第ですよ。
親父すげえよ。
そして、それは会社の中でも若い人と話をするきっかけになったりしているわけです。

 

3,ボケ防止によい

最後に仕事以外であまり刺激がなくなってきている親父にとっては、ゲームをすることで、ポケモンを進化させるためにどうすれば良いのか、進化させるアイテムを見つけるためにどうすればいいのか、いろんなことを考えてゲームをさせられているわけです。

これは、脳トレみたいな感じで親父にとってはボケ防止になっているんだなと強く感じました。

 

とまぁまさかポケモンGOがこれほど親父の変化を与えているとはつゆ知らず、小さい子が熱心にやっているゲームぐらいにしか考えていなかった自分の浅はかさを感じずに入られません。

ポケモンGOは、案外若年層がプレイするよりも高齢世代の方がマーケットとしては大きいのかもしれませんね。

 

以上、親父がポケモンマスターになろうとしていた話でした。

新卒で入った会社を退職しました。

自分が何をやりたいか真剣に考えた結果選んだ小売業界の会社を先日退職しました。


今でも会社が進もうとしているビジョンは素晴らしいし、社員の人も魅力的でした。
そして、これからやろうとしている事業も興味は持っています。
これからも成長を続けて、社会の注目を集めていく会社であろうことは間違いないと思いますが、僕にはどうしても合わなかった。

なんで僕にはどうしても合わなかったのか。
真剣に考えてみたので、備忘録としてつけておきたいと思います。

 

僕が考える一番の問題は何だったかというと、

「お買い物がそんなに好きじゃないのに小売業の会社に入社した。」

から。

この一点に尽きます。
なんでそんなことわかっていなかったの?って話ですよね。
でも当時の僕はまるで周りが見えていませんでした。
その会社に心底惚れ込んでおり、周りの人の意見も真剣に聞くことが出来ていなかった。
まさに恋は盲目的な状態ですよね。
自分を客観的に見ることって本当に難しいと痛感させられます。

正直、僕は物欲があまりありません。
これは、昔からずーっと一貫しています。

中学生ぐらいの頃は、お金を少しでも貯めて洋服を買ったりしていましたが、それはおしゃれな仲の良い友達がいるから、彼に影響されて買っていただけ。
本心から自分が欲しいと思って買っていたのではなかった。
実際、一時期は洋服にお金をかけようと思っていましたが、高校生ぐらいのときには「洋服にお金かけるのあほらしい」と思うようになっていました。
そして、ひたすら稼いだお金は書籍代と旅行代、彼女に貢ぐ(笑)ことに消えていったのでした。
また、休みの日にショッピングに行ったりすることはありません。平日に駅の商業施設で買い物をすることなんて入社するまでほとんどありませんでした。

そんな僕が販売員として店舗で働くようになったのだからそれは合わなかったわけです。
最初は、お客様がどういった気持ちで入店しているのか。どんなサービスを求めているのか。全くわかっていませんでした。そしてなりよりも、販売の仕事が具体的にどういったものなのか。その先のキャリアはどうなっているのか。実際に身につくスキルはどんなものがあるのか。福利厚生はどうなっているのか。真剣に見えていませんでした。

結局、キラキラと煌くビジョンに魅せられて、現実的なところを僕は見落としていたのです。入社して、競合企業の販売員さん、そしてそのあとのキャリアを見ていると、どういった方向に僕が進んでいくのかだんだんとわかってきて、絶望的な気分になりました。
長時間労働、低賃金、不規則な休日形態、業界がシュリンクしている現状、旧態依然とした考え・・・。。

どれをとってみても、「10年後もこの業界で頑張ってこういう人材になるんだ!」と思えるようなものではありませんでした。
何より、僕の上司を見ていて本当に芯から尊敬できるような人はいませんでした。


入社する前からアルバイトとして働かせてもらっていたけど、その時から本当に合わないなって思っていたので、あのときの感覚は正しかったんだと今更思います。
ただ、その時の合わないという感覚を封印してお買い物を好きになろうと努力はしました。
商業施設に行ってみたり、休日は雑貨屋さん巡りをしたり、ファッション誌を読んでみたり。
ただ、どれを試してみても楽しいと感じることはほぼありません。
こればっかりはもうどうしようもない溝があると感じずにはいられませんでした。

そうやって、自分にはこの業界はこれから働くのは無理だと感じると同時に、自分の強みも見えてきました。今では、その強みを活かせそうな企業から内定をもらい、来週から働かせてもらうことになっています。

この経験から僕は、3年間は働こうと盲目的に考えるのではなく、自分に埋められない溝を感じたならば辞めて、新しい環境で一からチャレンジした方がいい。と思いました。
まだ、若いうちなら一からやり直しがきくんだし、今は超売り手市場です。
実際僕は転職して年収が25%はアップして、土日祝日の休みを勝ち取りました。
でも今まで苦しい思いをして働いて学んできたことは決して忘れずに、次の会社でも活かさないと無駄になってしまうので、その点は注意したいです。